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Serv-Uの特徴
●Serv-Uとは
Serv-Uは海外で高い評価を受けているWindows用FTP Server(FTPd)です。
一般公開以来、徹底的にセキュリティホールが塞がれてきた経緯があり、ユーザの要望が多数反映され定評がありましたが、
その後さらに高機能であるBPFTPServerが登場し、現在となってはServ-Uは過去のftpdになりつつあります。
●長所
分かりやすい設定画面
抜群の安定性とセキュリティ性。CPU負荷も極めて小さい
PASVモード対応でルータ越しでも運用可能
ログイン・ログアウト時のメッセージの設定が可能
GET、PUT時のレジューム機能
接続ログの自動保存
転送速度制限機能
連続アタック防止機能
他にもFTPサーバとしての一般的な機能がほぼ網羅されている
現在も継続して開発されているのでさらなる改良が期待できる
Windows2000に対応
●短所
ユーザの転送をキャンセルする機能がないのでkickするしかない
特定のアノニに対してクレジットの臨時追加ができない
シェアウェア
一部の日本語の文字がディレクトリ名に使われているとディレクトリが開けないことがある(V2.4a日本語版でディレクトリ名に「翻訳」を使った場合に確認)
一部の日本語表示が化ける
詳細な回線利用状況の表示ができない
サーバ名を表示するにはメッセージファイルを作成する必要がある
試用中は毎回リモートサーバと通信して試用期間を計算する
VirtualFileSystem(VFS)機能が搭載されていない
クライアントとサーバ間の通信が遅いことがある。回線をフルに使っている状態で他の人がログインしようとすると、クライアント側からはかなり遅く感じられる。環境と負荷状況によってはログインに30秒程度要することがある。
間違えて多重起動をしたりして21番ポートが既に使用中だと一時的にフリーズする
このように、Serv-Uは多くの長所を持っていますが、同時に問題点も多く抱えているため、現在ではBPFTPServerを使うことをおすすめします。
しかしながらServ-UはPASVモード・PORTモードの両方に対応しているため「ファイルリストの取得中に転送が止まってしまった」「途中で止まってログインできない」
「ソケットエラーが出る」などの不具合は、QuickFTPに比べて大幅に起こりにくくなっています。
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